備忘録

心地よい生き方を希求するHSS型HSPの日常、思うこと

最近の思考まとめ

さまざまなことが重なり、
ここ2週間ほどは体力の限界に挑むような、息つく暇もない慌ただしさだった。
今日は小休止。

しかしながら、単純に暖かい季節になってきたことも助けているのか
このタイミングで気持ちの面でいろいろと区切りがつき、安定してきたように思う。



私は、自分自身が10代の頃に身に着けたライフハック
大抵生涯を通して活用できるものだと考えている。

定期的に、これまで当たり前だと思っていた価値観を見つめ直すターンがやってくるのだけど
それはさておき。


比較的新しい日記にも書いていたような内容だけども、大きい部分では

・なるべく人や物に執着せず、身軽に生きること。
 (ミニマリストというほどではない)

・自分が心地よく感じる環境、人などを大切にすること。
 逆に、自分にとってマイナスの影響をもたらすものとは、社会的に許される範囲でできるだけ距離を置くこと。

・マイペースに、第三者からの評価に囚われない。
 すべて意思決定の基準は自分にあり、自らで選択し行動すること。
 (他人の意見を聞かないこととは違っていて、様々なものを柔軟に取り入れた上で
 最終的な決断は自らの意思で行い、すべては自己責任だということ。)

など。


三者の意見に左右されにくく、自分の信念を強く持って行動することができることや
マイペースに自分自身の心の向くことを突き詰めていく、
自分自身の内側に深く潜り込み、思考を深めていくことなど
要するに、内向的な資質は私の長所であって、
その部分を活かし、無理やり変えずに済むようにするために、自分を守るための武器が必要だな、と思う次第。




外向型の性質を持つ人とは根本的な考え方やものごとの感じ方が異なっていて、
半年ほど前から、仕事上重要なポジションで圧倒的外向型の方たちと同じ環境で働く機会ができて
そこから生じる葛藤が大きかったのだけど。

私生活であればまず距離を置いてしまうので、
そのようなタイプの人たちに合わせるべく煩悶するなんて、10代の頃以来の感覚だった。


こういった場面で、当たり障りなく、円滑なコミュニケーションをとることに抵抗さえなくなれば
もっとストレスフリーな人生を送れるのだろうな、と。

外向型人間と無理に仲良くなろうとするのではなく、いかに負担なく接することができるか、
そのための行動を考える。

また、相手に寄り添った仕事をするのは私の得意分野だと自負しているので
高いコミュニケーション力が身につけば、よりよいパフォーマンスを発揮できると思っている。



最終的には、じわじわと探りを入れつつ『こういうキャラ』としてポジションを徐々に確立していく、というのが
異なる性質を持つ人たちと人間関係を構築する上での私の基本戦法で、
現在もそうして居場所を作ることはできたんですけどね。

自身の行動の障壁になること、負担になることとはオサラバしていきたいから。




さて、少し話はそれましたが。

コミュニケーションにおいて、
自分の内向性の特にだめな点は『自己開示が下手』な点だと感じる。


そもそも自分の日常にあまり興味がないので
身近なエピソードを面白おかしく話すことが下手なのだけど、
それは意識的にネタを収集することと、テクニック次第でどうにかなることと思う。


でも、根本的には自分のことを知ってほしいという感覚が薄く、
私という人間の核心に触れるような話題については、
それ以上に『私はあなたを攻撃しないから、あなたも私を攻撃しないで』という防衛本能が働いてしまう。


個人的に、自身の思想の根深い部分に『自分は自分、他人は他人』という考えがあって
それゆえに、第三者の意見を自分基準で否定するようなことはないほうだと思っているのだけど、
自らのと違う考えを攻撃する人も多いため、
『私』の領域を侵されることがおそらく過剰に怖いんですね。

それに対して好意的なレスポンスも期待していないけど、否定されてしまったら悲しい。
そういう感覚。


だからこそ、ここのような匿名の場で明確に誰かとつながっているわけでもない、という間柄が
どこまでも心地いいわけです。

ツイッター等のSNSも高校生くらいの頃はハマった時期があるものの、
そういう場でもやはり人間関係が構築されていくから、同じ環境でずっといるのがなんとなく居苦しくなり
突然転生するタイプ。

そういう屈折した感情を抱いている。

(リセット癖は治らないと諦めていて、どうせ新しい人間関係ができてもまたそうしてしまうんだろうな、と感じるので
相手を傷つけたくないからこそ余計に始められないという、こじらせ具合ですね。)




まあ、それはさておき。

自身のマイナスなことも書き連ねましたが、このような自分を肯定して愛せる傾向が強くなってきたので
2021年はもっと前向きに突き進めそうな気がします。
仕事で新しい取り組みも着々と進めているしね。


近頃は、比較的自分の自己完結思考を顧みるターンだったけれども
変に頭が固くなることは避けつつも、ひとりで強く生きていくことを突き詰めていこう、という気分。

月並みだけど、最終的に、自分を肯定してあげられるのは自分自身しかいないですからね。
自分が好きと言える自分のために
爪を研いでたくましく生きていきたいと思う。



P.S.
最近、ひろゆき氏の『自分は自分、バカはバカ』を読んだのだけど
自分のスタンスに馴染むものが多く、こういう生き方でもいいんだなと肯定するための補強になった。
この手の本で、読了後すぐに2週目に入ったものは初めてかもしれない。

あと、今年、とうとう花粉症デビューしてしまった気がする。切ない。